アフリカ・エチオピアにある小さな村。その村に住む人々の静かなポートレイト。僕はその中の何枚かの写真に強く惹かれた。そこに写っている人々がとにかく美しい。その美しさに導かれて、素直に撮られた写真。伝える為に写真家が選んだ、もしくは選ばざるをえなかった手段を僕は素直に受け入れる事が出来た。それはとてもオーソドックスで、もっと言えば古典的と言われるものかも知れない手法である。しかしそんなことはどうでもいいのだと思う。写真の中に写っている人々の否応なく認めざるをえない「存在の美しさ」・・・それがストレートに写っている。この写真には言葉には出来ない、何か大切なものが写っているように感じた。